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ライフスタイルに好影響?"本質的な矯正治療"とは【後編】

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ライフスタイルに好影響?"本質的な矯正治療"とは【後編】

Catch

矯正治療がライフスタイルに与える影響について

歯並びや噛み合わせを整えることで見た目を良くし、噛む機能を向上させる矯正治療。審美面と機能面の双方においてメリットがあるため、治療に取り組む患者の数は増加傾向にあります。しかし、矯正治療の重要性が一般的に認識され始めているとはいえ、歯並びを整える必要性を感じていない方も未だに数多く存在します。その理由の1つとして挙げられるのがライフスタイルへの影響に対する懸念です。

「矯正治療の期間が長い」「矯正装置を装着するのが面倒くさい」といった考えから治療によってこれまでのような生活が送れないのではと思う人もいるでしょう。そこで今回は京都の矯正歯科治療専門クリニック、ふじやま矯正歯科の藤山光治先生に矯正治療がライフスタイルに与える影響について伺いました。同時に矯正治療の本質についての貴重な話も語っていただきました。

インタビュー協力歯科医師紹介

Fujiyama

【認定】
歯学博士(岡山大学大学院 歯科矯正学講座)
日本矯正歯科学会専門医
日本矯正歯科学会認定医
日本成人矯正歯科学会専門医
日本成人矯正歯科学会認定医

【研修機関】
岡山大学歯学部矯正学講座
ワシントン大学矯正歯科
ハーバード大学矯正歯科

藤山 光治先生(ふじやま矯正歯科)

矯正治療はライフスタイルに合わせて進行できる

■ルールを守れば治療をしつつも、通常と同じ生活を送れる

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――本日は矯正治療によるライフスタイルへの影響の話を中心に質問をさせていただきます。矯正治療の期間中は一日中装置をつけることになりますが、ライフスタイルにどのような影響を及ぼすのでしょうか?

藤山先生 装置の違いにもよりますが、歯磨きのしやすさは変わりますね。リンガルブラケット矯正(裏側矯正)、マルチブラケット矯正(表側矯正)、マウスピース矯正と3つの代表的な装置がありますが、治療を行う装置によって歯磨きにかける時間が異なります。たとえば、リンガルブラケット矯正は40分、マルチブラケット矯正であれば20分、マウスピース矯正なら5~10分ほどが目安になります。マウスピース矯正の場合は取り外しができるので、矯正治療をしていない場合と同様に歯を磨くことができるのが利点ですね。

――装置の違いによって虫歯や歯周病にかかるリスクも変わるのでしょうか?

藤山先生 歯磨きを1日2回行い、歯の表面や歯ぐきの汚れをしっかり落とすことができれば、虫歯や歯周病にはかかりにくいと言えます。しかし、マルチブラケット矯正はワイヤーがある影響で、どうしてもマウスピース矯正よりケアに時間がかかります。丁寧なケアができなければ虫歯や歯周病のリスクは高まるでしょう。ただし、本人がしっかり自覚を持って取り組まないと治療が進まない点は、マルチブラケット矯正もマウスピース矯正も変わりません。

――確かにケアのしやすさは装置によって大きな違いがありますね。その他に装置による違いはありますか?

藤山先生 後は歯を動かす際の痛みです。矯正治療においてまったく痛みがない装置はありませんが、リンガルブラケット矯正→マルチブラケット矯正→マウスピース矯正の順で痛みを感じる度合いは少なくなる傾向にあります。ただし、マウスピース矯正は痛みをもっとも感じにくいのですが、1日20時間は装置を装着する必要があるので、本人が真面目に治療に取り組むことが重要になります。

――それぞれの矯正装置にメリット・デメリットがあるのですね。ではライフスタイルに合わせて矯正治療を行ううえで、気をつけるべき点はありますか?

藤山先生 装置の交換のタイミングですね。特にマルチブラケットの矯正は一カ月に一度の来院が必要です。ちなみにマウスピース矯正は交換するタイミングを調整しやすい点も特徴であり、たとえば、「受験直前の1~2ヶ月間は装置を変えない」ことも選択できます。

大人であれば「交換後に飲み会には行かないように」と案内するので、予定がある場合は交換日をずらせます。だから大事なデートがあっても大丈夫です(笑)。そんな感じでルールさえ守れば、ライフスタイルに合わせて治療を進められますし、通常と変わらない生活を送れます。

■矯正治療では英語より日本語の発音が変わる

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――歯並びが悪いと発音も悪くなると聞きますが、矯正治療を行うことで変化はあるのでしょうか?

藤山先生 大きく影響します。特に日本語の半分にあたるタ行、サ行、ナ行、ラ行は舌のスポットが重要であり、2番目の歯が内側に倒れているとひっかかるため、うまくしゃべることができなくなります。日本人には舌足らずの人が多いと思いますが、その原因は舌を上げずにしゃべるからです。そうした原因が明確な場合は、歯並びを整えることで発音が良くなると言えます。

――舌足らずの人は日本人に多い特徴ですよね。では英語の場合はいかがでしょうか?やはり歯並びが発音に影響することはあるのでしょうか?

藤山先生 実は英語よりも日本語の方が影響すると思います。英語の場合は歯がまっすぐでないとうまく発音できない音は「s」「th」「r」くらいだと思うので、海外でのライフスタイルを夢見る人より日本で生活をする人の方が、正しい日本語を話すためにも矯正治療を行うべきでしょう。

すべてにこだわるからこそできる「本物の治療」

■本物に囲まれたハイレベルな環境にあるふじやま矯正歯科

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――ちなみに、先生の医院はとてもキレイでオシャレですよね。まるでカフェのようで温かみを感じます。歯科医院でありながら、こうした空間を演出している理由についても教えてください。

藤山先生 コンセプトは「リアル」です。つまり本物にこだわっています。私は治療や医院づくりにおいて一切妥協せず、こだわりを持って対応することを信条としています。なので、医院にある設備はもちろん、インテリアに関しても本物にこだわっています。合皮なども一切置かないようにしています。

――医院全体からものすごいこだわりを感じます。インテリア1つひとつにしても素材にまでこだわっているのですね。

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藤山先生 医院のロゴにも少しこだわりがあって。芽が生えてちょっとずつ成長するイメージを医院にかけ合わせています。医院の正面にも芽が成長して木になっていく様子を表現しました。

――なるほど。こんなところにもこだわりが!

藤山先生 院内においてもコットン素材の壁、無垢板のドアや床などを使用することで、できる限り診療中も呼吸が楽で居心地のいい空間を目指しています。矯正治療は長期にわたるので患者さんがなるべくリラックスして治療に臨めるよう、医院の雰囲気にもこだわって本物を追求しているのです。

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――素晴らしいですね!先生の患者さんが羨ましく思えます。こんな医院だったら、喜んで通いたくなりますね。どうして先生はそこまですべてのことにこだわりを持つことができるのでしょうか?

藤山先生 技術においても設備においてもこだわりを持つからこそ、質の高い本物の治療を提供できると考えています。治療においても良い歯並びを追求し続け、自分も患者さんも努力し続けるからこそ、満足できる仕上がりになるのだと考えています。当院に来るのは真剣に矯正治療をしたい患者さんばかりです。それは本当にキレイな歯並びを手に入れたいという患者さんの本物の強い意志が表れているのだと思います。

――先生と患者さんがこだわりを持って治療に励むからこそ、キレイな歯並びが手に入るのですね。確かに矯正治療は妥協してサボると仕上がりも影響が出ますからね。先生、貴重なお話ありがとうございました。次回はライフスタイルが10代の子供に与える影響について聞かせていただきたいと思います。

藤山先生 引き続きよろしくお願いします。

>>後編に続く