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親御さん必見!
子供の矯正事情について

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親御さん必見!
子供の矯正事情について

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親御さんも気になる!子供の矯正治療について

素敵な笑顔が人生を豊かにする――とはよく言われますが、笑顔にはそれだけ周囲に与える影響力があります。笑顔が素敵であれば第一印象が良くなり、 仕事も恋愛もよりうまくいくはずです。笑顔をより良く見せるためにはスマイルラインをキレイに整えることが必須ですが、歯並びが悪い場合は矯正治療が必要になるかもしれません。

特に小さなお子さんを持つ親御さんは、わが子の歯並びが気になるはず。矯正治療を受けさせたいと考えても、 「いつ治療を受けたら良い?」「どこの医院で受けるのがいいのだろう?」と悩みは尽きないものです。そこで今回は成長期のお子さんの矯正治療経験が多い、スーパースマイル国際矯正歯科の賀久浩生先生に子供の矯正について話を伺いました。

インタビュー協力歯科医師紹介

Profile

【経歴】
1989年 東京歯科大学卒業
1990年 カリフォルニア大学サンフランシスコ校歯学部 研修医プログラム修了
1993年 ボストン大学歯学部 米国矯正歯科専門医免許取得
1993年 ボストン大学歯学部 マスターコース修了
2000年 スーパースマイル国際矯正歯科 広尾オフィス開院
2003年 スーパースマイル国際矯正歯科 代々木上原オフィス開院

【認定】
米国矯正歯科専門医

賀久 浩生先生(スーパースマイル国際矯正歯科)

子供の矯正治療を始めるベストなタイミングとは?

■6歳前後の前歯交換期に一度お口の状態を確認

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――本日は子供の矯正治療を中心に話を伺いたいと思います。先生のクリニックは子供の患者さんが多いようですが、顎や歯の成長などを鑑みてベストなタイミングはいつ頃だとお考えですか?

前歯交換期にあたる6歳前後の時期に早期治療が必要な症例か否かを確認しますね。

――特に注意して診るポイントはどこでしょうか?

前歯が反対の噛み合わせになっている「反対咬合(受け口)」、6ミリ以上歯が前に出ている「上顎前突(出っ歯)」、噛んだ時に左右非対称になる「交叉咬合」を確認しますね。その状況に応じて経過を見るのか、治療を始めるのか、どのような治療をするのかを患者さんに合わせて計画を立てていきます。

Plan

――確かにそれらの歯並びは気になりますね。歯並びが乱れた状態で放置するとどうなってしまうのでしょうか?

賀久先生 顎がずれている状態で毎日3000~5000回咀嚼を続けていると、顔の形がずれてしまいます。筋肉と骨ができあがってしまった10代後半や大人の方の場合は成長を利用して歯を移動するのが難しいので、やはり6歳前後の前歯交換期に一度診るのがベストだと言えます。

Face

■マウスピース矯正を行う患者さんの7割が18歳以下

――先生はマウスピース矯正による治療を得意としていますが、子供でも受けることはできるのでしょうか?

賀久先生 もちろん、受けられます。当院では7割が18歳以下の患者さんです。マウスピース矯正をやり始めたころは9割が大人でした。もともと目立たない矯正っていうことで大人向けに始めたので。

――7割が18歳以下ということは、ほとんどが子供の患者さんですね。子供がマウスピース矯正をするメリットについても教えてください。

賀久先生 子供の場合は日常生活の中で活発に活動する機会も多く、マルチブラケット矯正(※)だとお口の中のケガを懸念する親御さんも多いですね。マウスピース矯正であればはめるだけですし、取り外しも可能なのでその心配がいりません。

Blaket

※1つひとつの歯に接着させたブラケットという装置に、ワイヤーを通して歯列を連結させることで歯並びを整える矯正方法

――ケガの心配がない点は大きいですね。ただ、マウスピース矯正はいつでも取り外せるので、特に子供の患者さんは外してしまうことで治療が進みづらいというケースはありますか?

賀久先生 そうならないようにきちんと指導しています。矯正治療において自分でやらなければいけないことは子供であっても身につけてもらいたいと考えています。マルチブラケット装置に比べてマウスピースは治療自体が楽なはずなので、本人が自覚を持つことはもちろん、親御さんにも治療の重要性をきちんと説明しています。

8割は抜歯をせずに矯正治療を行うことが可能

■非抜歯で正しい歯の位置に導くことが得意

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――子供の中には「歯を抜きたくない」「抜くのが怖い」という理由で矯正治療をためらっている方もいるようですが、実際に矯正治療を行う際に抜歯するケースは多いのでしょうか?

賀久先生 歯を抜きたくないから当院に来てくれる患者さんもいます。実際、8割は抜かずに治療できます。日本人でよくある悪い歯並びの原因の1つとして、歯の傾きが内側や前向きに倒れているケースがよくあります。それを立て直すことでスペースができるので大人でも子供でも抜かずに済むことが多いのです。

――非抜歯でも8割は矯正治療が可能なのは驚きました。それはマウスピース矯正においても同様でしょうか?

賀久先生 内側や前向きに倒れている歯を整えていくには、むしろマウスピース矯正が適しています。自身のマルチブラケット矯正の治療経験とマウスピース矯正のメカニックスの親和性をもとに、非抜歯で正しい歯の位置に導いていていくのは得意としています。

■子供のうちに、矯正治療をするメリットとは?

――矯正治療をして歯並びがきれいになることにはどんなメリットがありますか?

賀久先生 歯磨きがしやすくなり、磨き残しがなくなるのでお口の中をキレイに保ちやすくなります。また、顎のバランスが若いうちから整っている点もメリットです。歯並びが乱れた状態をキレイに整えることはできますが、それまで習慣化された噛み合わせを治すのは簡単なことではありません。 幼いころの治療開始のタイミングを逃し、10代後半になってから治療開始する場合は、やり方も結果も変わってきます。そのため、そうなる前に正しく導いていくことが大切です。

――そうですよね。なるべく早いうちに開始した方が、いい結果が出やすいですよね。ちなみに子供の時に矯正治療をした患者さんが大人になってから戻ってしまうという話をよく聞くのですが、アフターケアで心がけるべきことはありますか?

賀久先生 「何もしなくても何も変わらない」ということはないと思います。たとえばダイエットのように、一度痩せてもその体型を維持するためには努力が必要ですよね。同様に矯正治療が終わった後もズレないように保定装置をちゃんとつけたり、定期検診に通ってメンテナンスしたりする必要があります。 アメリカだと虫歯にならないために歯科医院に通うのが当たり前だけど、日本は痛くなってからくる。そうではなく、いい状態を維持するために定期的に歯科医院に通うことが大切です。

日本では矯正治療の必要性を感じていない人が多い

■外国人の方が気軽に通院できる医院づくりを目指して

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――ちなみに先生のクリニックは一見カフェのようにオシャレな雰囲気でインターナショナルな印象を受けますが、海外の歯科医院を意識されていますか?

賀久先生 駐在で日本に来ている外国人の患者さんが多いこともあって、カジュアルでオープンな雰囲気を意識しています。

――最初から外国人の患者さんが多かったのですか?

賀久先生 元々は父から継いだ新宿にあるテナントビルにある13坪の小さな医院を開いていました。そこに通ってくれていた外国人の患者さんがどんどん知り合いの駐在さんを紹介してくれたのがきっかけですね。

――先生はアメリカでの生活も長いようですが、海外と日本の歯科医院の違いは何ですか?

賀久先生 まず規模が全然違いますね。アメリカのような歯科医院にするにはオフィスが100坪くらいは必要です。それこそテナントでは不可能でした。外国人の患者さんに満足な治療を提供するために徐々に規模を広げていき、現在の代々木上原と広尾にオフィスを構える形で落ち着きました。

Office

左:代々木上原オフィス(上がエントランス、下が診療スペース)、右:広尾オフィス(上がエントランス、下が診療スペース)

■日本人の患者さんには、まず矯正治療の必要性を丁寧に説明

――矯正治療に関する日本と海外の認識の違いはありますか?

賀久先生 外国人の患者さんは、矯正治療をすることが当たり前の文化が根づいているので装置や期間・費用の具体的な内容を聞いてくる人が多いですね。一方で日本の患者さんは「なぜ矯正治療で歯並びを整えなければならないのか?」という質問が多い印象です。

――やはり海外の方は歯並びに対する意識が高いのですね。日本人の患者さんはどんなことを特に気にされますか?

賀久先生 もちろん日本人の患者さんも歯並びの見た目を気にしています。ただ、矯正治療を検討しているから来院されるのですが、必要性の部分で疑問を持っている人は多いですね。なので、口腔内スキャナーで歯並びを撮影して、3D画像をもとにどういう点が問題で治すにはどういう方法があるのかを丁寧に説明しています。

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――3D画像での説明はとてもわかりやすいですね。

賀久先生 きちんと必要性を理解するところから治療は始まります。日本人の特に親御さん相手には、その説明をすることを心がけています。

治療は大前提。患者さんには笑顔になってほしい

■楽しんで笑顔になれる治療によってハピネスを提供したい

――最後になりますが、先生のクリニックでは患者さんに治療を特別なことだと感じさせないように、気軽に来てもらえる仕組みやスタッフのみなさんへのチームビルディング教育にも力を入れているようですね。

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賀久先生 私は来ていただける患者さん全員にハピネスを提供したいと考えています。治療にきて治るのは大前提ですが、その他に「当院だからこそできることはなんだろう」と考えた際に、“楽しんで笑顔になってもらいたい”という想いが強いです。

――そうした想いがあるからこそ待合室にゲームやルーレットを置き、カジュアルでオープンな雰囲気の医院にしているのですね。

賀久先生 その通りです。患者さん同士やスタッフと患者さんとのコミュニケーションを大事にしたいと考えた医院づくりを心がけています。駐在のご家族に対する英語の対応なども丁寧に行うことで、安心してもらえるように接しています。

――インタビューをしている際も先生の人柄がにじみ出ています。本当に素晴らしい雰囲気の医院だと思います。

賀久先生 お子さんから親御さん、ご家族、お友だちと紹介がとても多いですね。特にお子さんの治療をきっかけに親御さんをはじめ、家族みんなで治療に来ていただいているのが当院の特徴です。アットホームな雰囲気をベースとしているので、当院を通じてみんなが仲良くなり、会話を楽しんでいただくことでハッピーになって帰ってもらえれば本望ですね。単に治療をするだけでなく、治療を通してコミュニケーションを取ることの楽しさも感じてもらえればと思っています。